昭和橋通 I-HAUS
二世帯で暮らす吹き抜けが気持ちいい狭小住宅
構造 | SE構法 |
階数 | 3階建て |
敷地面積 | 82.64 ㎡ |
延床面積 | 115.61 ㎡ |
土地面積82.64㎡の敷地に、建て替えとして建築した二世帯住宅の狭小住宅です。
1Fはご両親の空間+水回りで、2FはLDK、3Fがご夫婦とお子様3人の空間となっていて、大家族ながら限られた敷地を最大に利用して、それぞれが快適に暮らせる空間となっています。
2Fのリビングは大きな吹き抜けとなり、3Fまで同じ空気が流れるような、家のどこにいても家族の息遣いを感じるプランニングです。
内装全体のデザインは、店舗建築関係のお仕事をされているお施主様のご意向でまとめています。木と鉄のテイストを感じる仕様を中心にまとめられていて、おしゃれなカフェのようなアンティ―クな雰囲気の空間です。
特に、構造のために吹き抜け部分に設置した鉄筋ブレスが、デザインとして違和感を感じさせないのが印象的です。
また、SE構法の長所を生かして、将来的な間取り変更も意識して構造計画をしている点も大きな特徴です。
ご両親の空間も寝室とLDKのシンプルな空間ですが、日当たりもよく使いやすく心地よい空間となりました。
南面は駐車場なので日当たりも良く、2Fバルコニーにはオーニングを取り付けてあります。
3Fへの階段の下は子供たちのデスクコーナーです。みんなで楽しく勉強もできます。
L字型のキッチンで作業台があるのでとても使いやすいスぺースとなりました。
3Fの多目的スペースは現在は家族が川の字で寝る場所でもありますが、将来は仕切ることもできます。
収納力たっぷりの玄関のウォークインクローク
1Fのご両親の寝室。日中は日当たりが良く気持ちよい。
2Fのリビングは気持ち良い大きな吹き抜けです。3Fまで家族の息遣いが伝わります。
構造的な鉄筋ブレスも全体のテイストに違和感なく溶け込んでいます。
吹き抜け部分は将来床を貼っても大丈夫なように構造設計されてあります。
吹き抜けとの間にある縦型ブラインドを閉めると簡単にクローズな空間になります。
3Fの居室は将来的に寝室や子供部屋として臨機応変に対応可能。
1Fのご両親のリビング。ちょうどよい大きさで落ち着きます