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「愛知町モデルハウス」として建築された住宅です。
シンプルでスクエアな外観デザインですが、大きな特徴は窓のないファサードです。この正面に立ち上げた壁によって、「外からの視線は遮りながらも、上からの光は部屋の中に取り入れる」という、ラウムハウスの新しい提案のひとつが表現されています。
間口5.2ｍと狭い狭小地なので、横からの光は入ってきにくいのですが、１Fの南面には大きな全開口サッシのあるリビングがとても気持ち良い空間となっています。そのリビングからそのままウッドデッキの中庭に繋がり、広々とした空間を楽しむことができます。
これもSE構法の強い構造躯体が実現した空間です。
また、木製のスケルトン階段の上にも光が差し込む窓が配置され、2階の廊下も明るくしています。
2階の北面の子供部屋は、外からの視線は遮っていますが、窓を通して空からの光は明るく差し込み、設計の想定通りの空間となりました。