DESIGN&SPACE
中庭の空間提案
コートハウスが実現する気持ちよさ
中庭=コートハウスという提案が空間の可能性を広げる
土地の価格が高い都市部では、限られた敷地条件で家づくりを考えなければいけません。
その成約条件の中でも「ひろびろ」と感じ、「明るく気持ち良い」暮らしをどう提案するかは、私たちの重要な役割だと思っています。「光と空間を提案する家づくり」をコンセプトとするRAUM HAUSでは、その設計提案時に様々なことを検討しながらプランニングを考えていきます。
家の中心にも光を取り入れるための中庭を提案する「コートハウス」は、私たちが多くの実績を持つアイディアのひとつです。家の真ん中に中庭を設けることで、家全体を明るく開放的な空間にします。また、床を「グレーチング」のような光のとおる素材を使うことで、3Fから1Fまでその光は落ちていき、家のどこにいても外の光を感じることができます。
中庭とリビングの間の開口部に「全開口サッシ」を採用することで、サッシを全て空け広げると中庭のウッドデッキとリビングがつながり、一体感となって更に「ひろびろ」と感じる空間を体感できるはずです。
玄関を開けると中庭の明るい空間で狭小地でも広がりを感じることができます。
全開口サッシを採用することで、リビングにつながる中庭のウッドデッキも一体感を感じます。
明るい中庭のウッドデッキでバーベキューやアフタヌーンティも楽しめます。
奥行きの長い敷地でも中庭を採用することで奥のダイニングキッチンとリビングがとても明るくなります。
デザインの考え方
シンプルで飽きの来ないタイムレスなデザイン
時を経ても美しさの変わらないデザイン
新築の時はどんなデザインの家でも、その新しさで見栄えがするものです。しかし、10年・20年と年月が経っても魅力的な佇まいを感じる家はあまり多くはありません。私たちはそんな「時を経ても美しい」デザインを目指しています。
それは、やはりいつまでも飽きの来ない「シンプル」なデザインが基本になります。「シンプル」というコンセプトは、デザインだけではなく耐震性やコストにおいてもメリットは大きく、まさに「シンプル イズ ベスト」です。
そして、窓や外壁のバランスが取れている、家の形自体が美しいデザインであれば、たとえ家全体が古くなったとしても「フォルム」の良さは変わらないということなのです。
そんな時間を感じさせない「タイムレス」なデザインをこれからも提案していきたいと思います。
素材感のあるテイスト
無垢の床の自然素材が優しく味わいのあるテイストに
優しさと味わいのある素材感を大切に
ラウムハウスでは、床材には自然素材の無垢材を推奨しています。
その大きな理由はその肌触りです。既製品の合板フローリングと比較しても、素足で歩いても優しく温かみのある感触を感じます。家全体の断熱性能の良いラウムハウスでは、床暖房などを設置しなくても、優しい感触と合わせて快適な暮らしが実現できます。
そして、もう一つの理由は、無垢床は時を経ることに味わいを増していく素材であるということです。時間がたてばたつほど独特の風合いを醸し出します。欠点としては、傷がつきやすいということもありますが、それも家族の暮らしの思い出と思えば、その欠点もまた味わいに変わります。
また、ご希望に応じて、内壁にはクロスだけでなく、珪藻土やエッグウォールといった仕様もご提案します。
このような素材は施工が難しいという特徴があり、大手ハウスメーカーやローコストメーカーでは推奨しませんが、私たちは1棟ずつ丁寧な仕事を目指している会社なので相性は良いのだと思います。
リビングの無垢の床材とウッドデッキが同じテイストなので、より一体感が生まれます。
階段も無垢の木製階段で仕上げるとナチュラルなテイストがより感じます。