多治見T-HAUS

外に閉じながら、2Fリビングに光が広がるシンプルデザインの家

構造 SE構法
階数  2階建て
 敷地面積  99.61㎡
 延床面積 98.78㎡

多治見市の旧市街地の、間口が狭く奥行きの長い敷地に建つ2階建ての家です。防火地域ということもあり、100㎡未満の2階建ての範囲で木造SE構法で建築しました。
まず、南向きでありながら窓のない外観にとても目を引きます。また、2台分のビルトインガレージがあるガレージハウスでもあります。
プランニングについては、狭小地でも開放的な空間をコンセプトに、ラウムハウスらしい提案の設計となっています。そして、デザイン関係のお仕事をされているお施主様の意向を反映して、内装のデザインはシンプルながら線のバランスや高さにもこだわりました。その効果もあり、全体的にすっきりと洗練されたテイストの家となっています。
1階ホールは土間と合わせて仕上げたタイルとオープンな鉄骨階段がとても印象的です。
2階リビングはできるだけ構造的な壁や柱を減らした、SE構法ならではの開放的な空間です。特にリビングのつながりには全面開口にした大きなサッシが広がり感を演出しています。その奥のバルコニーの壁は外からの視線を遮るために開口部がないので、カーテンがなくても気持ちよく暮らせる開放的なリビングです。
お施主様自身でデザイン・製作したセンスの良いテーブルやチェア、植栽や器などのインテリアも家全体の空間にとても馴染んでいます。

2台分のガレージスペース。植栽のポットやステンレス製の車止めはお施主様自作です。


2階リビングの南面。できるだけ構造の壁や柱をなくしSE構法の長所を生かしました。

リビングの掃き出し窓を開けるとバルコニーと一体感のある繋がりとなります。


 

キッチンのバックセットはラウムハウスオリジナルの造作で製作。



食器棚の建具を開くと、こだわりのセンスの良い食器がたくさん並びます。


洗面台の配置も空間を無駄なくお風呂の動線に設置。

 

玄関を開けると土間と同じタイルでホールがつながります。



寝室は小さい窓で落ち着いた雰囲気のある空間となります。



1階にはご主人の書斎スペースと猫の寝室を兼用。

間口は狭いけれど広がり感があり、使いやすいLDKです。



サッシや建具を天井のラインにそろえてあります。間接照明がとても良い雰囲気です。


ご主人がデザインと制作をしたテーブルとチェア。


オープンなスケルトンの鉄骨階段が印象的です。



収納力もある脱衣所。デザインだけでなく使いやすさもこだわりました。


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